ねぇねぇ、ぐうじさん!
いかのおすし、って知ってる?
はい!防犯対策の合言葉「いかのおすし」をくわしく検証していきます。
あなたは「いかのおすし」という言葉を知っていますか?小学生のお子さんがいるご家庭では、ピンとくる方も多いと思います。「いかのおすし」は子供が覚えやすいような、わかりやすい防犯対策の言葉です。当記事では、「いかのおすし」をくわしく検証していきます。
「いかのおすし」について
「いかのおすし」はイカのお寿司ではありません。子供にわかりやすいようにと、警視庁少年育成課と東京都教育庁が考案した防犯対策の標語です。登下校時の子供の安全を守るために、小学校入学時に「いかのおすし」の言葉やイカの絵が描かれた防犯ブザーを配布する自治体もあります。
それでは、「いかのおすし」にはどういう意味があるのでしょうか。「いかのおすし」は子供が自分でいざというときに、身を守るために取るべき5つの行動の頭文字です。
いか: いかない
の: のらない
お: おおきなこえをだす
す: すぐにげる
し: しらせる
防犯対策の重要性
親がどんなに必死に守ろうとしても、登下校中や在宅中にどうしても子供が一人になってしまうことがあります。そして残念なことに、そのわずかな隙に子供が連れ去りや性犯罪などの事件に巻き込まれてしまうのです。
「いかのおすし」はいざ!というときに自分の身を守るための安全対策です。悪意を持って近づいてくる不審者は、子供の力ではどうにも防ぎようがないのも事実です。それでも子供が相手に対して大きな声を出す、防犯ブザーを鳴らすというのは、一瞬相手がひるみ、一定の抑止力効果があるとの実証データも出ています。
知らない人から声をかけられても「行かない」、道を教えてほしい、お母さんが病院にいるから乗せて行くよと言われても「(車に)乗らない」。腕をつかまれたりしたらとにかく「大きな声を出す」ことが大切です。相手がひるんだ隙に「すぐ逃げる」、そして周囲の大人に「知らせる」ようにしましょう。
「いかのおすし」で子供の安全対策を!
子供自身が身を守るための防犯標語「いかのおすし」を検証してきましたが、いかがでしたか。いざ!というときの安全対策として、子供がとっさに行動に移せるよう、日頃から親も一緒になって「いかのおすし」の重要性を子供に教えていきましょう。
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