「保険料が高いとは思うけど、何をどう見直せばいいかわからない」
「解約して病気になったら怖いし、なんとなくそのままにしている」
40代主婦のリアルな声です。私(まろん)も以前は同じでした。結婚したときに言われるまま入った保険を、10年以上見直さず毎月2万5,000円払い続けていました。
FPに相談して初めてわかったのは、月8,000円まで保険料を下げても必要な保障は全部カバーできたという事実。月約1万7,000円の節約になりました。
この記事では、保険の見直しで月1〜3万円を節約する方法を、具体的な手順と一緒に解説します。
40代主婦が保険を見直すべき理由
加入当時と今では状況が全然違う
多くの方が保険に入ったのは、20〜30代の結婚・出産のタイミング。あれから10〜20年経った今、生活状況は大きく変わっています。
- 子どもが独立 → 死亡保障の必要額が下がっている
- 住宅ローンを組んだ → 団体信用生命保険(団信)で死亡保障が重複している可能性
- 貯蓄が増えた → 医療費の自己負担に対応できる余力ができた
- 公的保障を知らなかった → 実は健康保険の「高額療養費制度」でカバーできる
「当時必要だった保険」が「今の状況に合っているか」を改めて確認することが大切です。
払いすぎ度チェックリスト
以下の項目に当てはまるものが多いほど、保険の見直しで節約できる可能性が高いです。
- □ 保険料の合計が月2万円を超えている
- □ 10年以上同じ保険に加入したままにしている
- □ 入っている保険の内容を詳しく説明できない
- □ 住宅ローンを組んだときに団信に加入した
- □ 貯蓄型・終身型の保険に多く入っている
- □ 子どもの学資保険に入っており、子どもはすでに成人している
- □ 医療保険と生命保険と個人年金とがんん保険すべてに入っている
3つ以上当てはまった方は、保険料の見直しで大きな節約になる可能性があります。
40代主婦に「実は不要」な保険
① 高額な死亡保障(子ども独立後)
子どもが独立していれば、夫が亡くなっても「子どもを育てるための死亡保障」は不要です。必要な死亡保障は「妻が生活するための最低限」に絞れます。
また、住宅ローンがある場合は団体信用生命保険(団信)で、万が一のときローンが消えるため、高額な生命保険との重複に注意が必要です。
② 貯蓄型・終身保険(返戻率が低いもの)
「貯蓄になるから安心」と勧められた貯蓄型保険。でも低金利時代に加入したものは、実質的にほとんど増えていないことがほとんどです。保険は「保障」、貯蓄は「NISAや積立預金」と分けて考えた方が効率的です。
③ 医療保険の「入院日額1万円以上」プラン
日本には健康保険の「高額療養費制度」があります。月に医療費がどれだけかかっても、自己負担の上限は一般的な年収の方で月約8〜9万円です(収入により異なります)。入院日額1万円のような手厚い医療保険は、公的保障と大きく重複しています。
保険見直しの手順【3ステップ】
STEP 1:今の保険を全部書き出す
まず「保険証券」をすべて引っ張り出して、以下の項目を一覧にします。
| 保険名 | 種類 | 月払保険料 | 主な保障内容 | 満期・解約返戻金 |
|---|---|---|---|---|
| ○○生命 | 終身保険 | 15,000円 | 死亡500万円 | あり |
| △△生命 | 医療保険 | 5,000円 | 入院日額5,000円 | なし |
この一覧を作るだけで、「重複している保障」や「高すぎる保険料」が見えてきます。
STEP 2:公的保障を確認する
以下の公的保障を確認してから「民間保険でどこを補うか」を決めます。
- 高額療養費制度:月の医療費自己負担に上限がある(月8〜9万円程度)
- 傷病手当金:会社員なら病気・ケガで休職中も給与の2/3が最長1年6ヶ月支給される
- 遺族年金:万が一の際に遺族に支給される公的年金(金額は年金記録による)
公的保障でカバーできる部分の民間保険は、縮小・解約の候補になります。
STEP 3:FP(ファイナンシャルプランナー)に無料相談する
自分だけでは判断が難しい場合は、FP無料相談サービスを活用しましょう。以下のサービスは完全無料で、保険の見直し相談に対応しています。
| サービス名 | 相談方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| 保険チャンネル | オンライン・対面 | 複数の保険会社を比較提案。全国対応 |
| マネーキャリア | オンライン | スマホで完結。LINEで予約できる |
| ほけんの窓口 | 対面(店舗) | 全国展開。じっくり話を聞いてもらえる |
注意点:FP無料相談は保険会社から手数料が支払われる仕組みのため、「加入」を勧められることもあります。「今日は情報収集のみ」と最初に伝えて、その場で契約しない姿勢を持ちましょう。
見直し後の節約額シミュレーション
| 見直し前 | 見直し後 | 月の節約額 |
|---|---|---|
| 生命保険15,000円+医療保険8,000円+がん保険3,000円=26,000円 | 定期保険5,000円+医療保険3,000円=8,000円 | 18,000円 |
| 終身保険20,000円+医療保険5,000円=25,000円 | 掛捨て生命保険3,000円+医療保険3,000円=6,000円 | 19,000円 |
節約した保険料をNISAの積立に回せば、老後資金形成にも直結します。
よくある質問
Q:解約したら損しませんか?
A:終身保険や貯蓄型保険の場合、解約返戻金がある場合があります。ただし払い込んだ保険料より少ない場合がほとんど。「解約返戻金+今後払わなくて済む保険料」と「今後得られる保障」を比較して判断しましょう。FP相談で計算してもらうのが確実です。
Q:保険を減らして本当に大丈夫ですか?
A:公的保障(高額療養費・傷病手当金・遺族年金)を正しく理解した上で必要な保障だけ残せば、大丈夫なケースが多いです。重要なのは「保障の重複をなくす」こと。保険を全部なくすのではなく、適正な水準に整えることが目標です。
Q:医療保険は絶対必要ですか?
A:高額療養費制度があるため、医療費の自己負担は月8〜9万円程度が上限です。数ヶ月分の生活費(50〜100万円程度)の貯蓄があれば、入院・手術費用は賄えるケースがほとんどです。医療保険よりまず「貯蓄の底上げ」を優先する考え方もあります。
まとめ
- ✅ 加入から10年以上経っている保険は見直し必須。状況が変わっている
- ✅ 高額療養費制度・傷病手当金など公的保障を把握してから民間保険を考える
- ✅ 保険証券を全部出して「一覧化」することが見直しの第一歩
- ✅ FP無料相談を使えば専門家のアドバイスをタダで受けられる
- ✅ 節約した保険料は在宅ワーク収入と合わせてNISAに回すと老後が安心
保険の見直しは「削減」ではなく「最適化」です。払いすぎていた分を取り戻して、本当に必要な保障だけを残す——それだけで月1〜3万円の余裕が生まれます。その余裕が、在宅ワーク×NISA×保険見直しという「三本柱」を完成させる力になります。