在宅ワークを始めようと調べると、必ずこの2つが出てきます。ランサーズとクラウドワークス。
どちらも国内最大級のクラウドソーシングサイトで、できることもよく似ています。だからこそ「どっちに登録すればいいの?」で止まってしまう方が多いです。
結論から書きます。
未経験から始めるなら、クラウドワークスからで構いません。ただし慣れてきたら両方に登録したほうが有利です。
この記事では、両者の違いを具体的に比べたうえで、どう使い分けると無理がないかをお伝えします。
ひと目でわかる比較表
| クラウドワークス | ランサーズ | |
|---|---|---|
| 登録者数 | 約480万人 | 約200万人 |
| 案件数 | 多い | やや少ない |
| 初心者向け案件 | 豊富 | やや少ない |
| 専門性の高い案件 | あり | 比較的多い |
| 手数料 | 5〜20% | 一律16.5% |
| 報酬の振込 | 月2回(設定により変更可) | 月2回 |
| 出金手数料 | 500円(楽天銀行は100円) | 385円(楽天銀行は165円) |
| 画面のわかりやすさ | 初心者向け | 慣れが必要 |
※登録者数・手数料は変更されることがあります。最新は各公式サイトでご確認ください。
違い① 案件の数と種類
最も大きな差はここです。
クラウドワークス:初心者向けの入口が広い
登録者が多いぶん、発注も多く集まります。特にデータ入力・アンケート・簡単な記事作成といった、スキルを問わない案件が常時あります。
「応募不要ですぐ作業できるタスク形式」の案件数も多く、最初の1件を経験するまでの距離が短いのが利点です。
ランサーズ:単価が高めの案件が見つかる
ランサーズは、デザイン・システム開発・専門的なライティングなど、スキルが必要な案件の比率が高めです。
その代わり、未経験者がいきなり応募できる案件は少なめです。実績ゼロの状態だと、応募しても通りにくい傾向があります。
違い② 手数料の仕組み
ここは誤解されやすいので、正確にお伝えします。
| 報酬額 | クラウドワークス | ランサーズ |
|---|---|---|
| 10万円以下の部分 | 20% | 一律 16.5% |
| 10〜20万円の部分 | 10% | |
| 20万円超の部分 | 5% |
少額のうちはランサーズのほうが手数料は安く済みます。
たとえば1万円の仕事なら、クラウドワークスは2,000円、ランサーズは1,650円が引かれます。差は350円です。
ただこの差だけで選ぶ必要はありません。そもそも受注できなければ手数料も発生しないからです。「案件が見つかるか」を優先してください。
違い③ 画面の使いやすさ
パソコン操作に不安がある方には、こちらのほうが重要かもしれません。
クラウドワークスは、初心者を意識した画面設計です。次に何をすればいいかが分かりやすく、案件の絞り込みも直感的に操作できます。
ランサーズは情報量が多く、慣れるまで少し戸惑います。ただし案件の説明は詳しく書かれていることが多く、じっくり検討したい方には向いています。
結局どちらを選ぶか
クラウドワークスが向いている人
- 実績がまったくない
- パソコン操作に自信がない
- まず「仕事を受けて報酬が入る」流れを体験したい
- スキマ時間で少しずつ進めたい
ランサーズが向いている人
- すでに何かしらの実績がある(前職の経験を含む)
- デザインや専門ライティングができる
- 単価を上げていきたい
- じっくり案件を選びたい
迷ったときの結論
実績がないうちはクラウドワークス。評価が5件ほど貯まったら、ランサーズにも登録して案件を見比べてください。
両方に登録しても費用はかかりません。案件を探せる範囲が2倍になるだけです。
両方使うときのコツ
ただし、最初から両方を並行するのは勧めません。理由は単純で、実績が2つに分散するからです。
クラウドソーシングでは、そのサイト内の評価がすべてです。片方で評価10件のほうが、両方で5件ずつより有利になります。
おすすめの進め方
- クラウドワークスで評価を5件貯める(ここに集中する)
- ランサーズに登録し、プロフィールに「クラウドワークスで◯件の実績」と書く
- 両方で案件を探し、条件の良いほうに応募する
- 継続案件が取れたら、そのサイトを主軸にする
2番目がポイントです。他サイトの実績も、書けば評価されます。ゼロからのスタートではなくなります。
どちらでも共通する注意点
サイト外での直接取引に応じない
「手数料がもったいないので直接やりとりしませんか」と持ちかけられることがあります。
これは両サイトとも規約違反です。そして何より、報酬が支払われなくても運営は助けてくれません。仮払いの仕組みが使えないため、未払いのリスクを自分で負うことになります。
仮払いを必ず確認する
両サイトとも「仮払い」という仕組みがあります。発注側が先に運営へ報酬を預ける制度です。
仮払いが確認できてから作業を始めてください。仮払い前に着手を求められたら、それは危険な相手です。
極端に高単価な案件は疑う
未経験歓迎なのに報酬が異常に高い案件は、注意が必要です。個人情報を集める目的だったり、別のサービスへ誘導されたりすることがあります。
まとめ
- 未経験ならクラウドワークスから。初心者向け案件が多く、画面も分かりやすい
- 実績があるならランサーズも。単価の高い案件が見つかりやすい
- 手数料は少額ならランサーズが安いが、その差で選ぶ必要はない
- 最初は片方に集中して評価を貯める
- 評価5件を目安に両方登録し、他サイトの実績もプロフィールに書く
- 直接取引には応じない。仮払いを必ず確認する
比較で迷っている時間より、登録してプロフィールを埋めるほうが前に進みます。どちらを選んでも、やることは同じです。
具体的な登録手順と、最初の1件を取るまでの流れはこちらにまとめています。










