在宅ワーク 実績紹介

【ママ、今日は帰ってこれるの?】在宅ワークで家族との時間を取り戻した話

ママ、今日は帰ってこれるの?—在宅ワークで家族との時間を取り戻した話

電車の中でふと考えた、「誰のために働いているんだろう?」

夜、最寄り駅に着くと、時計はすでに22時近くを指していました。
帰りの電車で窓に映る自分の顔は、疲れと焦りと、少しの孤独で曇っていました。今日もまた子どもたちが起きている時間には間に合わなかった。保育園や小学校の連絡帳は、夫や両親に任せきり。

スマホを開くと、夫からのメッセージ。「今日もありがとう。子どもたち、もう寝ちゃったよ。」

毎日繰り返されるこの現実に、ふと心の中で問いが生まれました。

「私は、誰のために働いているんだろう?」

キャリアも大事。生活も大事。でも、肝心の家族との時間は、気づけばどんどん失われていたのです。


仕事と家庭のバランスが崩れた瞬間

私のキャリアは、英語講師として始まりました。ロンドン留学の経験を活かし、商社系企業で営業事務・営業サポート職として働いていた20代後半。

やりがいもあり、責任あるポジションも任されるようになって、職場からの評価も高まっていました。でもその一方で、結婚・出産後の現実は、想像以上に厳しかったのです。

下の子は1歳、上の子は小学1年生。
家に帰るのはいつも深夜。ご飯は冷めていて、リビングは真っ暗。
一緒にお風呂に入ることも、絵本を読むこともできず、子どもたちの成長を“誰か”から聞く生活。

そんなある日、母からの電話で、心に刃が突き刺さりました。

「今日、上の子が泣いて言ってたの。『ママ、今日は帰ってこれるの?』って…」

何かが、音を立てて崩れた気がしました。


転職・休職を経て、在宅ワークという希望に出会う

家庭のことを第一に考え、私は公共団体に転職しました。
残業もなく、安定した日々。ようやく子どもたちと一緒に食卓を囲めるようになり、笑顔で「おかえり」が言える日が戻ってきました。

でも、5年経った頃には、また働き方に悩んでいました。

子どもの持病による通院が増え、職場への遅刻や早退が頻繁に。制度はあっても、現場の目は厳しく、自分を責める日々。

「働く母」は、“何かを我慢すること”が前提になっているように感じてしまったのです。

そんな時、世界はコロナ禍に突入。
在宅勤務が一気に広がる中、「在宅ワーク」という言葉が、私の目に止まりました。


初めてのアドセンスブログ、収入ゼロからの逆転劇

2021年春、家族の体調不良で私は21日間の休職を余儀なくされました。
体は元気なのに働けない。その結果、月末に振り込まれた給与は“ゼロ”。

「収入がない恐怖」は、想像をはるかに超えるものでした。

「このままじゃダメだ。会社に依存するのは危ない」
そう思って模索し始めたのが、ブログ運営でした。

最初は全くの未経験。アドセンス?SEO?PV? 何もかもが未知の世界。
でも、「自分の力で収益を生む」という新しい可能性にワクワクしていました。

試行錯誤を重ね、1サイト運営からスタート。少しずつ成果が出るようになり、気づけば自信もついてきました。


スキルを手に入れて、働き方はもっと自由になった

「もっと仕事の幅を広げたい」
「もっと選べる立場になりたい」

そう思った私は、職業訓練校でPhotoshopやIllustrator、HTML、CSSを学びました。そこで気づいたのは——スキルは、自由の鍵になるということ。

この経験が、次に出会う“オンライン秘書”という働き方へとつながっていきました。


オンライン秘書としてフリーランスデビュー

オンライン秘書の世界は、想像以上に奥が深く、自由で、やりがいにあふれていました。

これまで培ってきたサポート業務の経験や、英語スキル、事務処理能力がそのまま活かせる。
そして何より、「時間」と「場所」に縛られない働き方が、私の生活を一変させました。

フリーランスとして独立してから、20社以上と業務委託契約を結び、ライティング、ディレクション、翻訳、画像制作、AIツール提案など、幅広く活動できるようになりました。


収入も家族の時間も手に入れた、私の現在地

今では、在宅で働きながら、

  • 月収はフルタイム非正規時代の3倍以上
  • 年収も右肩上がり
  • 平日は子どもと夕食をとり、週末は家族で公園へ

かつて夢にも思わなかった“心のゆとりある働き方”が、今は現実になっています。


発信を通じて「次の誰か」を応援したい

今、私は情報発信も大切にしています。

ブログ、X(旧Twitter)、メルマガなどを通して、同じように働き方に悩んでいる40〜50代の女性たち、子育て中のママたちに向けて、リアルな体験談や学びを発信しています。

「私にもできた」
この言葉が、誰かの一歩の背中を押せたら、それだけで価値があると思っています。


在宅ワークを始めたいあなたへ、3つのアドバイス

最後に、これから在宅ワークにチャレンジしてみたい方へ、私からのメッセージを3つにまとめました。

① スキルは“最小限”からでいい

いきなりプロ級を目指す必要はありません。
あなたの今の経験が、きっと誰かの役に立ちます。

② 発信をやめない

ブログやSNSで発信することは、あなたの信頼を積み重ねる大切な手段です。顔が見えない世界だからこそ、発信が信用になります。

③ 家族との時間を大切に

在宅ワークは自由ですが、孤独にもなりがち。
だからこそ、家族とのつながりや“日常”を大切にしてください。


あなたも一歩を踏み出してみませんか?

あの夜、電話越しに聞いた「ママ、今日は帰ってこれるの?」という一言。
それが、私の人生を変えるきっかけでした。

もし、あなたが今の働き方に悩んでいるなら。
家族との時間をもっと大切にしたいと願っているなら。

在宅ワークは、その願いを叶えてくれる選択肢の一つです。

あなたにもきっとできる。
そして、いつか一緒に仕事ができる日が来たら——その時は、心からうれしく思います。


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